2010年12月14日火曜日

平成21年所得税調査結果

Q:平成21年の所得税の調査の状況が公表されたそうですが、どのような内容だったのですか?

P:次のような内容でした。

A:所得税の税務調査には、「実地調査(特別調査・一般調査・着眼調査)」と「簡易な接触」があります。
平成21年度の実地調査の件数は、特別調査・一般調査が5万6千件(前年6万件)、着眼調査が4万6千件(前年4万4千件)、簡易な接触の件数は57万1千件(前年62万8千件)、合計で67万4千件(前年73万3千件)でした。このうち、申告漏れ等の非違があった件数は、41万9千件(前年48万6千件)でした。
実地調査による申告漏れ所得金額は、全体で5,853億円(前事務年度6,306億円)で、このうち特別調査・一般調査によるものは4,959億円(前年5,349億円)、着眼調査によるものは894億円(前年958億円)でした。また、簡易な接触によるものは2,817億円(前年2,848億円)で、調査等合計では、8,670億円(前年9,155億円)でした。
実地調査による追徴税額は、全体で1,020億円(前年1,066億円)で、このうち特別調査・一般調査によるものは964億円(前年1,005億円)、着眼調査によるものは56億円(前年61億円)でした。
また、簡易な接触によるものは154億円(前年150億円)で、調査等合計では、1,174億円(前年1,216億円)でした。
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