2011年9月30日金曜日

2011年中小企業白書

Q:2011年の中小企業白書が出されたそうですが、どのような内容だったのですか

P:持ち直しの動きが見られていたが、東日本大震災の影響で大幅に悪化しました。

A:
先頃、中小企業庁から2011年の中小企業白書が公表されました。概要は次のとおりです。
①景況感
 業況は、総じて持ち直しの動きが見られたが、震災が発生した2011年3月に大幅に悪化した。
②生産・収益・設備投資
 生産は、総じて持ち直しの動きが見られたが、震災が発生した2011年3月には、過去最高の下げ幅で低下した。特に輸送機械工業の低下が著しい。
③資金繰り・倒産・資金需要
 資金繰りはリーマンショック前の水準以上に回復していたが、震災が発生した2011年3月に大幅に悪化した。
④雇用
 雇用の過剰感は穏やかに解消されつつあったが、完全失業率は依然として高い水準が続く。新規求人数は、2010年3月以降前年同月比での増加に小規模な企業が寄与していたが、2011年3月には震災の影響もあり伸び率は縮小した。
⑤円高の影響
 輸出を行う中小企業の6割、輸出を行わない企業の2割が円高によるマイナスの影響があるとした。
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