2011年8月22日月曜日

平成22年度不服申立て、訴訟の概要

Q:平成22年度の不服申立てなどの概要が公表されたそうですが、どのような内容だったのですか?

P:次のような内容でした。

A:さきごろ、国税庁から平成22年度の不服申立て及び訴訟の概要が公表されました。
主な内容は次のとおりです。
①異議申し立て
・発生件数は5,103件で、前年度と比べると6.4%の増加でした。
・処理件数は4,746件でした。このうち、納税者の主張が何らかの形で受け入れられたものは476件(一部取消し399件、全部取消し77件)で、その割合は10.0%(一部取消し8.4%、全部取消し1.6%)でした。
②審査請求
・発生件数は3,084件で、前年度と比べると5.2%の減少でした。
・処理件数は3,717件で、納税者の主張が何らかの形で受け入れられたものは479件(一部取消し326件、全部取消し153件)で、その割合は12.9%(一部取消し8.8%、全部取消し4.1%)でした。
③訴訟
・発生件数は350件で、前年度と比べ3.2%の増加でした。
・終結件数は354件で、国側が一部敗訴又は全部敗訴したものは27件(一部敗訴11件、全部敗訴16件)で、その割合は7.6%(一部敗訴3.1%、全部敗訴4.5%)でした。(文責 大阪の税理士 三輪厚二)
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