2010年6月1日火曜日

平成22年公示価格

Q:平成22年の公示価格が公表されたそうですが、どのような内容だったのですか?

P:次のような内容でした。

A:先ごろ、国土交通省から平成22年度の公示価格が公表されました。
それによりますと、ほぼすべての地点で下落、下落幅は三大都市圏の方が地方圏よりも、また商業地の方が住宅地よりも大きいという結果になっています。
①地価上昇、横ばい、下落地点
全国の標準地27,804地点のうち、上昇したのは7地点(0.003%)、横ばいが101地点(0.4%)、下落地点が27,302地点となっており、ほぼすべての地点で下落となっています。
②対前年変動率
住宅地全国は昨対4.2%減、三大都市圏は4.5%減、地方圏は3.8%減でした。
商業地全国は昨対6.1%減、三大都市圏は7.1%減、地方圏は5.3%減でした。
全用途平均は昨対4.6%減、三大都市圏は5.0%減、地方圏は4.2%減で下落率は三大都市圏の方が地方圏より大きく、商業地の方が住宅地より大きくなっています。
③三大都市圏の下落率
三大都市圏の住宅地の下落率は、前半が2.9%、後半が2.0%で、商業地の下落率は前半が4.4%、後半が3.1%で、前半より後半の方が下落幅は小さくなっています。
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