Q:今年度の税制改革では、相続税と贈与税の納税猶予制度が創設されたそうですが、両者の要件にはどんな違いがあるのですか?
P:次のような違いがあります。
A:相続税と贈与税の納税猶予の要件をまとめますと、次のようになっています。
[相続税の納税猶予]
①被承継者の要件
・会社の代表者
・同族会社と合わせて50%超の議決権を保有
・後継者を除く同族関係者内で筆頭株主
②承継者の要件
・被相続人の親族
・相続又は遺贈によって株式を取得した代表者
・同族関係者と合わせて59%超の議決権を保有
・同族関係者内で筆頭株主
[贈与税の納税猶予]
①被承継者の要件
・会社の代表者
・役員の退任
・同族会社と合わせて50%超の議決権を保有
・後継者を除く同族関係者内で筆頭株主
②後継者の要件
・贈与者の親族
・贈与によって株式を取得した代表者
・20歳以上かつ役員就任後3年以上経過
・同族関係者と合わせて59%超の議決権を保有
・同族関係者内で筆頭株主
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